遅番日記

何とな〜く、何気な〜く、日々のこと

お休みの日

今年最初のお休みでした。

…あれ?ブラックじゃん笑

そうね、そういえば今年初めてのちゃんとした休みだったなぁ。


半日とか休みでも呼ばれたりってしてたから

結局は連勤だったか


普段手をつける気持ちがわかない場所を掃除して

少し溜まってた家事をこなしたら

ちょっと疲れた。


近所にいい感じの神社があって

境内でボーっと座ってるのが

最近の好きな時間

でも寒いのでちょっとしたら退散する。


観たかった海外ドラマを一気に観ました。

気になってたのは

アーカイブ81』ってのと

『オザークへようこそ』


『オザーク〜』はシーズンが続いてるみたいなので

先に『アーカイブ81』から観てみた。


ダークSFっぽい感じで近代社会と過去、そこにカルトの話しが合わさった作品。

こういうの割と好き。

『フリンジ』も好きでちょっと雰囲気が似てる所もあるかも。

ヒロインも綺麗な人でした。

他にも他作品に出演していて、見た事ある人がチラホラいて結構没入できました。

オカルト物とか昔から好きだなぁ

王道物も好きだけど、

そっち路線の方が個人的にハマるかも。


体を休めて

心もすこしリフレッシュ出来たと思うので

来週の休みは

ちょっと遠出だな。


会いたい人に会ってこようと思ってる。

どんな顔をして

どんな言葉をかければ良いのか迷うけど

そのままの

このままの気持ちで

会いにいこう。

絶え間無い闇を

全ては善意から始まった

悲しくならない為に生きているのに

哀しい事が沢山ある



前職が介護職だった事で

色々な方面から相談を受ける。

前職の時にお付き合いのあった人達からも

今の職場の人達からも

様々な相談を受ける。

答えを出す事は出来ないけど

ある程度の提案はさせてもらえる。


主な相談は

"両親の介護"

"認知症介護"

の2点。

2つが1つになっている事の方が多いか。


前職の時も沢山相談を受けたが

僕はなるべく

"決断"をつきつける

ような会話をする。


『家族も手伝ってくれているので』

『迷っている』

『今はなんとかなっている』

『まだ家族の手を借りてないから大丈夫だけど』


というような会話が多い。


相談される時に

上の四つの言葉が出てくると

大概はもう破綻している。

手遅れになる一歩手前のケース。


介護を仕事にしていた、

とういう事で最初は介助方法の相談が多かったけど

僕が管理者目線での提案をする為

"将来"についての相談がくるようになった。


今朝、会社の先輩からご両親の事で相談があった。

『夜中に寝ている所、ゴルフクラブで突かれる』

『ウチに何の様だ!盗るものは何もないぞ!』

『〇〇はまだ中学生だぞ!そんな嘘をつくな』

介護経験がある人達からすれば

お決まりのケース。

睡眠がとれないから休まらない、

身体を休める事も精神的に休まる事もできないので

色んな事に支障をきたしているが

『まだ嫁の手は借りてないから』

…その線引きは何なのか

周りの誰かに心配をされている時点で

既に危ない

そもそも僕に相談にきているって事は

少なからず本人的に悩んだからきたんでしょう。

危ないという自覚がない。


あくまでも優しく

でも言葉の端々をドライに

"必要な時ですよ"

と"決断"を入れていく。


施設に頼る、という事に

ほとんどの人達は後ろ向きになる。

いざ"頼ろう"という時は遅すぎる事が多い。


色々な事情はあるでしょう。

大きな所では金銭面

決して安くはない。

というより人生の中でかなり高額な部類に入ると思う。

カテゴリにもよるが

月々数万円を払っていかなければならない

言葉通り、その方の人生が終わるまで。

賃貸の家賃だったり、

持ち家のローンだったりを

ゆうに超えてくる金額になる。

その負担は計り知れない。


次に多い"事情"は

優しさ


『家に居るのが一番だと思う』

『出来れば自分達で見てあげたい』


この言葉が出た時、

僕ははっきりと伝える。

"それは、自己満足になってませんか?"と


怒られる事もある。

『失礼だ』と言われたこともある。

"それでも"

問わなければいられない。

"本当に本人が望んでいるでしょうか?"

考えてもらいたい

"自分なら"を

子供達が苦労している姿を見ていたいか

疲弊していく家族と共に過ごしたいか

その原因が自分にあるなら…


認知症は、

何もわからなくなる病気じゃないんです。


色んな機能は失われてしまうかもしれません。

記憶も曖昧になってしまうかもしれません。

でも感性は聡いです。

色んな事を察します。

自分の頭の中がどうなってしまったのかわからないから

周りをちゃんと観察して理解しようとしているから

聡いんです。

それでも記憶から抜け落ちてしまって

また混乱してしまう。

その繰り返しを、毎日毎日行なっている。


普通に生活が出来ている僕等から

想像ができるだろうか。

いや、難しい。

毎日が初めまして。

毎日知らない人と顔を合わせて

毎日知らない道を通って

毎日『さっき食べたでしょ』と言われる


どうだろう。

きっと僕なら自分から入院を希望する。

それは、今を普通に生きていけている僕だから。


認知症については、

何か別の機会に書けたらいいかなと思う。


会社の先輩には

きっと酷な話だったと思う。

そんなに切迫していないつもりで

相談をしてくれたのだろうけど

危機感は抱いてほしかった。


絶え間無い闇の中で

焚き火に木を焚べるような

灯りを消させない為の

"何か"を

僕は続けていきたい。


始まりと終わりが

優しくありますように。



※冒頭の言葉は大好きなアニメの一文を引用しています

※2 終幕の言葉は最近好きな曲の歌詞を引用しています

好きな街

横浜が…昔から好き


何でだろう


みなとみらいとかはあんまり…っ感じ


日の出町、野毛、伊勢佐木、関内…

その辺りが好き。

石川町とか山手の方も好きなんだけど

毛色が違うなって思う。

苦い思い出もあるし笑


古くて何だか懐かしい街並みの向こうに

新しい世界が見えてるような…

雑踏と静寂が混じった様な街。


20代の頃、よく横浜に住みたいって思ってた。

それが昨年叶った。

毎朝、毎晩、好きな街を歩いてる。


恵まれている

こんなに贅沢なのに

満ち足りない


足りないのは何なんのか

良くわかっている


この好きな街を

ずっと一緒に歩きたかった。


ここが

僕の好きな街です。

きっと届いてる

働き方だったり考え方だったりは人それぞれ。


ちょっと好きな言葉がある。


"思想は思考になって、思考はいつか言葉になる、

言葉は必ず行動になる、行動が自分になる"


とある研修に参加した時に

講師の方が言っていた。


前職の介護職をしていた時、ミーティングなどで僕も良く引用していた。

悲しい事に、スタッフさんの中では悲しい言葉を投げかける方がまだまだいた為、

↑の言葉はわりと有効だったと思う。

どんな意図があったとしても

それを言葉にしてしまうスタッフさんには

何度も何度も繰り返し説明した。


それでも悲しい出来事は起こる。


かつての同僚がニュースに出た。

内容はかなり衝撃的だった。

過酷な労働環境

割り切る事の難しい精神的な浮き沈み

限界を超えていた彼の内面は

僕なんかでは推し量ることのできない状態だったのだろう。

その後少しだけ続報が流れもした

所属していた会社の方々が対応に追われていたが

労働環境の改善

処遇の改善

お客様サービスの改善

などなど

やらなければいけない時に

しっかりと舵をきる事の出来なかった結果

この様な事を招いたという視点での弁明は

僕には見えなかった。

問題を起こしてしまった本人への訴追ばかり。

介護の会社とはなんなのかを世間から…

あくまで介護従事者から

問われていたはずだけど

その問いへのしっかりとした返答は無かった。


彼は自分よりも後に会社に入ってきた。

介護経験は無く、

当時でいう初任者研修を修了して、初めての現場だった。

気さくで明るく協力的で、

内包的な現場の雰囲気に色をもたせる事の出来る人だった。

利用者さんにも優しく、

ご家族からも信頼を得ていて

スタッフからも嫌な話しは出ていなかった。

発言する時も、

とても言葉に気を配っていて

角の立つような物言いは決してしなかった。


20歳下の同僚と結婚した。突然だった。

式にも呼ばれ、深夜まで幾人かで飲み明かした。

とても幸せそうに見えた。

その日は同じホテルに部屋をとって

朝方まで色んな事を話した。

寝たらチェックアウトの時間に起きられないかと思い、

部屋には戻らずホテルの裏側にある庭園で酔い覚ましをしていた。

そこに新婦と部屋に帰ったはずの新郎がやってきた。

窓から見えたから…と


彼から

『介護を続けていけるのか不安だ』

と打ち明けられた。

何かあったのか何に迷っているのか聞いても

具体的な返答はしてもらえなかった。

『〇〇さんの様になりたかったんだ』

突然そんな事を言われた。

自分が認めている人から

最大の賛辞を送られて

アルコールが入っていた事もあって

舞い上がった。

悔やんでも悔やみ切れない。



3ヶ月後

ニュースが流れた。

名前をみて、何度も確認した。

何度も…なんども…ナンドモ…

本人にはもちろん奥さんにも連絡がつかなかった。

アパートにも行った。

空気が違った。とてもインターホンを押せる空気じゃなかった。

夜まで待ったが明かりはつかず、静まりかえっていた。

玄関先に置かれていた真新しいはずのベビーカーが

一瞬で色褪せたようだった。


次の日、最後に奥さんと連絡をとったという同僚と話せた。

"主人がご迷惑をお掛けしました"と

嗚咽をもらしながら繰り返していたそうだ。

奥さんは子供を連れて、安全な所にいるとの事だった。

それ以上の話しは何も聞けなかった。


一緒に働いていたという事で、

会社から何か知らないか事情を聞かれた。


…激昂した。

立場や関係性など関係なかった。

会社にもそうだったが

何より自分自身に。


その後私は部署が移動になり、降格となった。

会社を辞めた。


10ヶ月後、彼の奥さんから連絡があった。

行方がわからなくなったという事だった。

捜索願いを出したが、見つかっていない。

精神的な事から仕事にもつけず

生活は困窮を極めていた。

周りからもなかなか援助してもらえず

国からの援助に頼っていた。

知っている人のいない土地へ引っ越し

新しく生活を始めたが

本人は働けるはずもなく

奥さんが働きに出た。


初日のパートから帰った家には

生後11ヶ月の長女が泣き疲れて眠っていた。


事件から8ヶ月の事だった。


俺に連絡がきたのは

奥さんの前から姿を消して

2ヶ月がたっていた。


連絡がないか?

心当たりがないか?

何か思い出せないか?

わかる事は何でも話した。

ひどく疲れていたのがわかったが

何も出来る事がなかった。


名前でググってみたり

会話していた時に聞いた、以前住んでいたらしい土地の駅にも行ってみた。

駅前で何時間も座っていたが、姿は見られなかった。


3年と4ヶ月がたった。


昨日、手紙がきた。

差出人は書いてなく、消印は知らない地名。

心当たりがない手紙だったのが、心当たりだった。

身体の内側から熱くなった。

まだ開いてもいないのに

こういう時って何故か確信している。


文面は一行

謝罪の言葉だけだった。


鼻の奥が痛くなった

人の体温とは思えないほどの物が

視界を滲ませる


ずっと謝りたかった

許しを乞うていたのは俺の方なのに

何故俺に謝る


住所を書いてくれていた。

会いに行くなら、全く土地勘のない場所への遠路となる。


同じ空の下で

続いてる道の向こうで


もう少しだけ待っていてくれるだろうか。

早く出社する事

ウチの会社は、というか私が変えてしまったのかもしれませんが、

"通常の出社時間の1時間前に出社する"

っていう事を自身で勝手にしている。

そしたらそれを、何人かの人達が同じようにしているそう。


どうでも良いと思ってる人もいれば

『スゴく助かるよ』と言ってくれる人もいるし

『周りもそうしなくちゃいけないみたいだから迷惑なんだよ』と言われる事もある。


私は器用ではないんです。

何をするのも他の人より少しお時間を頂戴してしまう。

周りと同じ事をしていたら迷惑をかけてしまうのは私なんです。と思ってる。


失敗を繰り返して、沢山フォローしてもらい、それでも何かやらかして、また助けてもらっての繰り返し。

この年でも成長を続けていけるのは、いつも周りに恵まれているから。


早い時間に出社したり、頑張ってる風を装うから、真面目に見えるんでしょう。

実際は全然違うと自覚している。

"そう"見えるようにするにはどう行動したら良いかを、考えなくてもたぶん出来てしまう。

だから本来の能力以上の仕事を振られ、結果早い時間に出社しなければ定時で帰れないのです。


やはり、結局自分の為にしか働けてないのかもしれない。

もう一度

"添い遂げたい"

と思える人の為に、働ける日が訪れてほしく思う。

新しい人たち

最近わりと会社の採用担当が頑張っていて、月に2〜3人の新人さんが入ってくる。

もともとクズの集まり(自分含め)みたいな職場なので、新人さんもそういう人が集まりやすいみたい。

もちろんそうじゃなくまともな人もちらほらいてます。

人手が安定しないのはきっとどの職種も一緒で、ウチに限った事ではないと思うんだけど…

辞めすぎ泣

介護をやってた時は、入口がめちゃくちゃ広くても入ってくる人が少なかったから職種環境の改善にスゴい力を入れていたと思う。選んでもらえる職場にしたかった。出来なかったけど。

でも今の会社はちょっと違う、入口はそこそこ広くて待遇面もそんなに悪くない。ただ体力的にちょっとキツい面があるから、もたない新人さんはスグにいなくなる。ホントスグ。

最短で初日の休憩中に消えた人もいた。

同僚や上司は仕事に厳しい人も多い、でも実はみんな優しい。雑談中は笑い話が絶えない。

ウチの会社の夜勤はワンマンが多い。朝まで基本1人。新人さんとの絡みはほぼない。

なので昼間の人達と新人さんがどうやって一緒に仕事してるのかを知らない。知っているのは同僚達の新人さんに対する愚痴。

『使えね〜』とか『〇〇君の方がマシ』などなど…

それって、伝わるんだよ。

まさか本人の前では言ってないだろうけど、伝わるんだよねそういう気持ちって。

どこの会社でもどの職種でもそうだけどさ、

即戦力が欲しいのはわかるよ、自分が楽になったりするもんね。その分他に手をさけたりするもんね。

でもそうじゃないと思うんだ。

人と人だよ、相手は相手。機械だって感情を学習する時代さね。

機械よりも感情の歴史が深い"人"なんだから、どんな理由でも働こうとした気持ちは大切に想いたい。

何かを始める時ってパワーがいる。色んな感情が渦巻く。希望もあるけど不安だってある。

スタートダッシュが上手な人もいれば、大器晩成な人もいる。


もう少しだけで良いから、優しい会社にならないかなぁ。

迷うね

さて、始めるとは言ったものの…迷う笑

仕事の休憩中、何やってんの?って思う。

この時間の仕事は好き。眠っている街で眠らないでいる時間が好き。

20代前半から夜中の時間帯の仕事が多かった。

最初に始めた夜勤の仕事は、親友から誘われた。

親友の方が先に辞めたけど、確か7〜8年続いた。

都内、横浜、千葉とかに移動する仕事で明け方の高速道路は特に好きだった。

その次は介護職、男手だからか?夜勤がほとんどだったなぁ、ってほとんどシフトを自分で作ってたから自分で夜勤にしてたんだよなぁ。でも人手不足は否めなかったし。

介護を仕事にしてた時は思わなかったけど、介護から離れてみて初めて"介護って大変なんだ"って気がついた。

今の仕事は今月でちょうど一年。

もっとブラックなのかと思ってたけど、案外まともだった。でも会社としてはまだ子供だ。子供のまま成功しちゃって今は色んな壁にぶち当たってる。

この仕事は意外と好きかも。もう一度介護に戻るまでのツナギのつもりだったけど、会社の居心地が悪くない。仕事が好きっていうよりは会社が好きなのかな。


仕事中は毎日夜明けとか街が起きてくるのを感じられるから好き。少しずつ周りに音がついてくる感じ。

最近は日の出が遅いから、まだ空がほのじろい?ウチから車の音とか聞こえるけど、夏は明るいのに誰もいない街とか、たまらん。


それが好きだから、夜勤が好きなのかなぁ。